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ただただダラダラ佇むダダイズム

知らざあ言って聞かせやしょう。

ずっと欲しかったカール・ツァイスPlanar T* 1.4/50 ZF.2を買ったのでご紹介しますぞい。

先日の記事で、NIKONのD750用に、とあるレンズを購入したことは書いていたのだけども、そのレンズというのは、カール・ツァイスのPlanar T* 1.4/50という名である。ずっしりと重く、金属の冷たい感触がする。フォーカスはマニュアルのみ。ZF.2はニコンCPU、電子接点付きを内蔵しているのでAi-S互換。絞りはカメラ側で設定ができる。お値段は7万円ほどと安くはない。このレンズはずっと欲しかったレンズなのだ。あれはいつの頃だったかは忘れたがまだ学生の頃だったか。それ位前から欲しかったレンズをやっと購入できた。なぜこのレンズが欲しかったのか、少し遡ってみよう。 

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今の時代であれば、カール・ツァイスのレンズというとソニーのカメラに付いてるレンズ?という認識もあるかもしれないが、元々はドイツの光学機器製造会社が始まりである。ツァイス・イコンという傘下ブランドの元、コンタックス(CONTAX)というカメラを作っていた。ドイツといえば、あのライカと同じ土地だ。元々はライカと同じ位の勢力を誇っていたカール・ツァイスとコンタックス。そこに2つの戦争が起き、カールツァイスとライカに違いが生まれた。第二次世界大戦後にカール・ツァイスは東ドイツ側となりソビエト連邦に支配される。そして誕生したのがキエフというカメラだ。その後もカール・ツァイス・イエナとして名は残るのだが、西側のアメリカはその技術を欲しがった。そして東側から技術者や設計図などを奪還。こうしてカール・ツァイス・オプトンが誕生した。かなりざっくりな流れだが、この辺のカメラメーカーの歴史というのも面白いものがあるので、興味のある人は是非本など読んで見てもらえたらなと。

それから月日が経ち、コンタックスは一時休止。その後1970年代になり日本のヤシカというカメラメーカーとライセンス契約を結ぶ。それ以降のコンタックスはヤシカで製造されカール・ツァイスのレンズが搭載されたコンタックスブランドが復活した。しかしヤシカは経営不振になり、京セラに吸収される。それ以降は、京セラがカメラ事業を撤退するまでコンタックスを販売したのである。その後カール・ツァイスは日本のコシナと提携し現在に至っている。コンタックスのカメラは現在販売してない。

この京セラのコンタックスこそが俺が欲しかったカメラなのである。コンタックスRTSやコンタックス139にコンタックス137MDは今でも使用している人も居るくらいに愛されているフィルムカメラだ。その後はオートフォーカスも導入。俺が一番欲しかったコンタックスST。これにPlanar 1.4/50を付けて写真を撮影するのが夢だった。現在も中古で5万程度。ついつい買ってしまいそうな位に今でも欲しい一品だ。

その当時はお金もなく指を加えて見ていただけだったコンタックスやカール・ツァイスのレンズ。さすがに今はフィルムまでやる時間がないのでいずれ出来たらと思っていた。D750を購入する前はソニーのαシリーズの購入を検討した。しかし、D750を購入。カール・ツァイスは諦めていたのだけども、ニコンとキヤノンでも使用できるカール・ツァイスが販売されているのを思い出してしまった。そしてポチっとしてしまったのである。

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D750にもしっくりとくる。元々標準の単焦点レンズは購入予定だったのだけどもまさかこのレンズを購入してしまうとは。そしてこのレンズで写真を撮影できる日が訪れるとは。感無量である。Planar50mm 1.4で撮影をした写真をいくつか紹介しよう。

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先日横浜の山下公園に行った時の一枚。Planar T* 1.4/50らしい、うるさい位の玉ボケ。嫁ちゃんが先に歩いていってしまったので急いで撮影。ピントがダメダメ。どこにもピンとが合ってないミスショットだ。このレンズは1人で撮影に集中したい一品だなあ。嫁ちゃんにも、まだ?まだ?と連発されてしまった。しかし自分が撮られた写真を見たら、凄い!凄い!を連発していたなあ。

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Planar T* 1.4/50を持つと思わずモノクロ写真を撮りたくなる。家の近くの神社で撮影をしてみた。ヌルっとしたフォーカスリングを回してピンが来たときには思わずニヤけてしまう自分がいる。写真を撮る喜びを再認識させてくれるレンズ。これからモノクロ写真にハマりそうだ。というかハマっている。

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東京駅のKITTEにて撮影。この写真ではわかりづらいが少し暗めな所で撮ると、ウェットな写真を吐き出す。 滲みが出るせいかなあ。黒もとてもグラマラスというかマーベラスだ。ドラマティックに演出してくれる。開放ばかり撮影していたのだが、次は絞った写真も撮ってみよう。

という感じでPlanar T* 1.4/50ではまだまだそんなに撮影していないので、これからこのレンズのポテンシャルというのをもっと体感してブログにも載せられればと思っておりますぞいと。しかし、開放では被写界深度がかなり浅くピントがなかなか合ってくれない。F1.4だと明るい野外でISO100でも露出オーバーになってしまったりとなかなかのじゃじゃ馬っぷりだ。まあ自分の腕が全然なのもあるのだけども、このじゃじゃ馬を乗りこなせるようになりたい思いが、向上心に火を付けてくれるのだ。共に進もうPlanar50mm F1.4よ!

まず今日はこれぎり!

カール・ツァイス―創業・分断・統合の歴史

カール・ツァイス―創業・分断・統合の歴史

 
Carl Zeiss PLANAR T*1.4/50mm ブラック ZF.2 (ニコンCPU内蔵マウント対応)PLANART1.4/50BKZF2

Carl Zeiss PLANAR T*1.4/50mm ブラック ZF.2 (ニコンCPU内蔵マウント対応)PLANART1.4/50BKZF2

 

 

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